神経因性膀胱(低活動膀胱)
- 2022.07.28
今回は、神経因性膀胱(低活動膀胱)についてです。皆さん、頻尿=過活動膀胱を考える人が多いですが、同じ症状でも病態的には全く異なる神経因性膀胱(低活動膀胱)があります。実際、臨床では内科の先生方も間違えて処方している先生もいます。間違えて処方していると改善しないどころか、症状が悪化し腎機能障害の増悪も考えられます。原因は、糖尿病、脳の疾患、神経の疾患、加齢など色々あります。そこを鑑別するには、基礎疾患など問診、症状、腹部エコーは勿論、根気よく患者さんの臨床経過を見極める必要があります。また、神経...