EDは「年齢のせい」だけではない理由

  • 2025.09.17

大阪府門真市のやすだ泌尿器科クリニック|初診からオンライン診療にも対応 EDの治療は大阪府門真市のやすだ泌尿器科クリニック|初診からオンライン診療にも対応 「ED(勃起障害)は年齢のせいだから仕方ない」と思っていませんか?実は、日本泌尿器科学会のED診療ガイドラインでも、EDは単なる加齢現象ではなく、生活習慣病や心理的要因、薬の影響など多くの原因が関わる病気とされています。放置せずに医師に相談することで改善できるケースは多く、早期の受診がとても大切です。 EDは「加齢による自...

ED(勃起障害)とは?医学的に定義された病気です

  • 2025.09.13

院長通信をお読みいただきありがとうございます。やすだ泌尿器科クリニック院長の安田 宗生です。今回はED(勃起障害)について日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医が解説します。 ED(勃起障害)の定義 「性交に十分な勃起が得られない、あるいは勃起を維持できない状態が持続的または反復して起こること」と国際的に定義されています(国際勃起機能学会:NIH Consensus, 1993/日本泌尿器科学会ガイドライン 2022年版)。単なる一時的な勃起不全ではなく、慢性的な状態が続く場合にED...

清潔間欠自己導尿について

  • 2025.09.11

院長通信をお読みいただきありがとうございます。やすだ泌尿器科クリニック院長の安田 宗生です。今回はクリニックのホームページではあまり情報発信がされていない、清潔間欠自己導尿(在宅自己導尿 Clean Intermittent Catheterization:CIC))について、対象となる病気・方法・費用・注意点などを日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医が解説します。 自己導尿とは? 自己導尿(じこどうにょう)とは、膀胱にたまった尿を、自分でカテーテルを使って排出する方法です。排尿障...

~ED part 1 原因~

  • 2024.12.26

ED(勃起障害)は、陰茎の血流障害で起こります。 加齢とともに発症率が高まりますが、決して避けられないものではありません。 実は、生活習慣の改善やストレス管理によってEDを予防、または改善できる可能性があるのです。今回、具体的な予防策を「食事」「運動」「ストレス管理」の3つの側面からご紹介します。血管を健康に保つための具体的な食材や、効果的な運動方法、ストレス解消法、睡眠の質を高める方法など、すぐに実践できる内容が満載です。 EDの原因となる生活習慣病 生活習慣病はED...

当院での前立腺がんに対するホルモン療法の治療の流れ

  • 2024.12.20

当院で前立腺癌に対してホルモン療法を行っている患者さんの診療経過をYou tubeに載せました。下記の流れです。 1:看護師さんが患者さんを呼びに行き処置室へ誘導します。2:当院では、注射の種類によりますが少しでも注射した後に痛みを和らげるため先に、注射部位を冷やします。3:注射の前に、現状の前立腺癌の状態を前回の採血結果をもとに説明します。4:今回注射するところを、前回刺した部位から外すため、注射ノートで確認し、注射部位を消毒します。(これも注射の種類によります。)5:注射~ゆっくり投...

陰茎のブツブツで不安…真珠様陰茎小丘疹の症状と泌尿器科受診のタイミング

  • 2024.12.10

陰茎にブツブツができると、性感染症などの深刻な病気を疑い、不安になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、陰茎にできるブツブツの中でも特に多い「真珠様陰茎小丘疹」について詳しく解説します。真珠様陰茎小丘疹は良性の皮膚変化であり、基本的に治療の必要はありません。この記事を読むことで、陰茎のブツブツが真珠様陰茎小丘疹かどうかを自己判断するための知識、他の病気との見分け方、そして泌尿器科を受診すべきタイミングを理解することができます。具体的な症状や画像、他の疾患との比較、受診の流れ、セルフケア...

前立腺がんの薬物治療

  • 2024.10.30

前立腺がんは、男性に特有のがんであり、特に高齢者に多く見られます。日本においても、前立腺がんの罹患率は年々増加しており、早期発見と適切な治療が求められています。ここでは、前立腺がんの薬物療法について詳しく解説します。 前立腺がんの概要 前立腺は、男性の生殖器系に位置する臓器で、精液の一部を生成します。前立腺がんは、前立腺の細胞が異常に増殖することによって発生します。初期段階では無症状であることが多く、進行すると排尿困難や骨転移による痛みなどの症状が現れることがあります。前立腺がんの...

~陰茎にぶつぶつが、、、できものが、、、~

  • 2024.10.22

そのように訴えて実際に触診しますと、本当にブツブツやブツブツでなかったりと色々です。結局、実際にみてみなければわかりません。 触診して、それに応じて検査を行い治療していきます。 基本的に下記を疑います。 1:陰茎尖圭コンジローマヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因で、陰茎や陰嚢にイボ状の病変が生じます。性行為によって感染しやすく、放置すると病変が拡大することがあります。治療には薬剤塗布や切除が用いられます。 2:亀頭包皮炎亀頭や包皮が赤く腫れ、かゆみや痛みを伴う炎...

前立腺がんの早期発見に役立つPSA検査とは?

  • 2024.09.09

「PSA検査」について、検査の概要から、方法、費用、よくある疑問まで、この記事を読めば全て分かります。PSA検査は、前立腺がんの早期発見に非常に有効な検査です。しかし、PSA値だけで前立腺がんと断定できるわけではありません。この記事では、PSA検査を受けるメリットだけでなく、注意点や他の検査との関連性についても詳しく解説することで、検査を受けるかどうか悩んでいる方、検査結果について不安を感じている方の疑問を解消します。 1. PSA検査の概要 PSAとは PSAは「前立腺特異...

~前立腺癌検診をしましょう~

  • 2024.09.03

50歳以上になれば前立腺癌を発症していないか調べましょう。採血で前立腺癌腫瘍マーカー(PSA)をみればわかります。PSAは、高値=癌ではありません。前立腺肥大・炎症などによっても上昇します。まずは、専門の泌尿器科に受診しましょう。 採血で高値であれば、状況により追加検査を考えます。その結果次第では、前立腺生検を考え連携している病院に紹介します。 現在は、手術支援ロボットと言われるダヴィンチが普及しております。低侵襲性であり是非お勧めです。必要であれば、連携している手術経験豊富な病院...