~頻尿・尿もれについて part1~

  • 2023.11.07

1:女性の頻尿の原因⇒外気温など周囲の環境・ストレスなど体調面・基礎疾患・多飲など2:頻尿の症状のチェック⇒急にトイレにかけこむ?間に合わなくてもれる?1回量はどれぐらい?200-300mlは普通です。それは多飲の頻尿です。 3:頻尿が急に増えた時の可能性とは?⇒それ以外に症状は?周囲の環境は?自分の体調は?飲みすぎてませんか?4:何科に受診するべきか - 泌尿器科と他の診療科との関係⇒内科や婦人科では、副作用のcheckをしていないことが多く不安です。 そもそも効果がでていない...

~慢性前立腺炎の特徴~

  • 2023.10.23

1:なんといっても厄介な病気です((+_+))それは怖い病気と言うわけではなく、治りくい病気という事です。治り方は、基本的に徐々によくなります。半年ぐらいかかる方は普通におられます。数年単位の方もおられます。治らない人もいます、、、 2:原因は不明です。まだはっきりしておりません。実際に診療をしていますと、きっかけはストレス・疲れ・日頃の生活習慣・長時間座位の状態などをきっかけに発症する方がおおいです。勿論体質もあるでしょう。 3:症状は、多岐にわたります。会陰部といわれる...

尿道痛症候群・骨盤痛症候群などについて

  • 2023.09.18

尿道の違和感、痛み、ムズムズ感などや下腹部の違和感や痛みなどを訴えられる方がいます。 検尿は勿論、色々調べて異常がなければ、泌尿器科疾患としては上記を考えていきます。 勿論、婦人科や内科疾患を除外した上です。 原因ははっきりしておりません。 その時は、男性特有の慢性前立腺炎のように漢方や神経系の薬で対応していくことになります。徐々に改善するため根気が必要で中々厄介な病態です。 お困りの方はご相談ください。 当院では、頻尿や尿漏れ、前立腺肥大症、性病、血尿、尿...

慢性前立腺炎について

  • 2022.07.28

当院にも慢性前立腺炎の方はたくさん受診されます。慢性前立腺炎は、怖い病気ではないですが厄介な病気です。症状も多岐にわたりますが、その症状が何とも言えない不快感で悩まされる方が多いです。 原因ははっきりしておりません。よって、治療方法も漢方などを根気よく内服して頂き症状に応じて内服の調節を行います。 お困りの方はご相談ください。当院では、頻尿や尿漏れ、前立腺肥大症、性病、血尿、尿路結石、前立腺がん、膀胱がんの術後フォロー、ED、AGAなども診療しております。 ▼本サイト、トップペー...

膀胱が敏感になる季節に・・・

  • 2022.07.28

膀胱炎は一般的に女性の方に多いです。当院にも膀胱炎でよく受診されます。特に最近寒くなり頻尿・尿漏れと同時に増えています。膀胱炎は体調に影響して発症しますが、膀胱炎を適当に対応すると治りにくくなります。症状も変化が激しく、汚れているのに無症状になる方もいます。抗生剤を処方すれば、検尿にて効果判定をしなければいけません。治っていないのに放っておくと慢性化し、結果治りにくくなり、抗生剤を色々使用しても治らないようになることもあります。そのようになると本当に苦労します。頻尿・尿漏れもこの時期に...

接触後の排尿時の違和感、痛み、残尿感、尿道口からの膿など

  • 2022.07.28

接触後、排尿時に違和感、痛み、残尿感などを認めるときは尿道炎や前立腺炎が考えられます。尿道炎は、淋菌・クラミジアだけではありません。それ以外の菌も考えられます。ちなみに、クラミジアは無症状の事もありますので気を付けてください。よくパートナーが指摘され受診されることも多いです。女性がクラミジアになると色々気を付けなければいけないことがあり注意が必要です。パートナーのためにも気をつけましょう。治療方針は、症状・経過をみながら、検尿・尿を用いたその他の検査・エコーなど状況をみて考慮し治療して...

膀胱炎について

  • 2022.07.28

膀胱炎は基本的にほとんどが女性に発症します。2つに分類され単純性膀胱炎と複雑性膀胱炎です。単純性膀胱炎は一般的に若年者から高齢者と幅広く発症し、抗生剤を1種類かまたは何種類か使用し治癒する膀胱炎です。こちらに関しては、とにかく継続して内服して頂き、大事なことはちゃんと効果判定のため再度受診して検尿を行うことが大事です。市販のお薬でも症状はなくなることはありますが、実は検尿では汚れている、、こともあります。膀胱の状態によっては、またすぐに再発する難治性膀胱炎の患者さんもたまにおられ苦渋することも...

男性における陰部の違和感、排尿時痛、尿道の違和感、残尿感、射精痛、睾丸痛、睾丸の違和感、睾丸が握られるよう感じ、大腿部がしびれる、肛門痛など

  • 2022.07.28

男性で上記の症状があるときは慢性前立腺炎を疑います。症状の出方は、患者さんにより様々です。勿論、その方の症状の経過や既往歴などの問診もふくめて考慮します。とにかく、慢性前立腺炎は患者さんにとっても、医師にとっても難しい病気です。慢性前立腺炎は細菌性と非細菌性があり後者も多く認めます。原因は多々報告されておりますが、はっきりしておりません。それだけに治療も様々な薬を使用し根気よく内服の継続性と行動療法が重要です。抗生剤や植物製剤や漢方や安定剤などを使い分けます。医療従事者もまずは、痛みなど少しで...

神経因性膀胱(低活動膀胱)

  • 2022.07.28

今回は、神経因性膀胱(低活動膀胱)についてです。皆さん、頻尿=過活動膀胱を考える人が多いですが、同じ症状でも病態的には全く異なる神経因性膀胱(低活動膀胱)があります。実際、臨床では内科の先生方も間違えて処方している先生もいます。間違えて処方していると改善しないどころか、症状が悪化し腎機能障害の増悪も考えられます。原因は、糖尿病、脳の疾患、神経の疾患、加齢など色々あります。そこを鑑別するには、基礎疾患など問診、症状、腹部エコーは勿論、根気よく患者さんの臨床経過を見極める必要があります。また、神経...

排尿管理について

  • 2022.07.28

12月に入り、やはり頻尿、尿漏れが増えています。泌尿器科は、まず検尿を行い尿の状態を確認します。残尿など認めないか超音波検査にて尿路の確認を行います。そのうえで、基礎疾患や他の症状も考慮し鑑別診断を行い、最終的に過活動膀胱による頻尿、尿漏れであれば内服を開始します。内服は近年種類が増えており、膀胱に対する作用も異なっております。それを患者さんの排尿状態や基礎疾患など考慮し開始していきます。ただし、その間に膀胱訓練などの行動療法も重要です。それを行わなければ中々改善しません。ある程度の期...