神経因性膀胱(低活動膀胱)

  • 2022.07.28

今回は、神経因性膀胱(低活動膀胱)についてです。
皆さん、頻尿=過活動膀胱を考える人が多いですが、同じ症状でも病態的には全く異なる神経因性膀胱(低活動膀胱)があります。
実際、臨床では内科の先生方も間違えて処方している先生もいます。
間違えて処方していると改善しないどころか、症状が悪化し腎機能障害の増悪も考えられます。
原因は、糖尿病、脳の疾患、神経の疾患、加齢など色々あります。
そこを鑑別するには、基礎疾患など問診、症状、腹部エコーは勿論、根気よく患者さんの臨床経過を見極める必要があります。
また、神経因性膀胱の患者さんは、尿意が鈍化している方もおられます。
よって、問診も大事ですが他覚的所見も大事です。
頻尿に対して内科で処方されるも改善しない方は、専門の泌尿器科に相談してみてください。

神経因性膀胱(低活動膀胱)

当院は医療ビルの前には4台、徒歩1分のところに提携駐車場があります。泌尿器科は遠方からも受診される方が多く、寝屋川市・守口市は勿論、四条畷市、大東市、旭区、鶴見区からも受診されます。その他、前立腺肥大症、頻尿、尿漏れ、血尿、ED、AGA、男性更年期障害など診察しております。

やすだ泌尿器科クリニック
院長 安田宗生