そろそろ頻尿・尿漏れの悪化の可能性が・・・

  • 2022.07.28

寒い時期が近づいてきました。膀胱は冷えに敏感です。今は症状がない方もすでに内服し安定している方も悪化する可能性があります。下腹部や下肢を暖めることは膀胱の血流を改善し予防の効果があるといわれています。是非試してください。それでも悪化する方は、頻尿や尿漏れを改善する薬は現在沢山でております。最近では新たに新薬も出ております。泌尿器科では、ちゃんと問診を行い、患者さんに合う薬を処方していきます。内服の継続は大事ですが、効果がないのに無駄に処方することは行いません。お悩みの方は泌尿器科に受診...

尿路結石

  • 2022.07.28

暖かくなれば比較的結石の患者さんは増えます。原因としてはやはり水分摂取不足です。発汗が多くなり、身体の水分が少ないと結石は増える傾向があります。他の原因もありますが、結石がなりやすい患者さんはまずは水分をよくとりましょう。突然の腰痛や血尿を認めた方は専門の医療機関に受診してください。  当院は医療ビルの前には4台、徒歩1分のところに提携駐車場があります。泌尿器科は遠方からも受診される方が多く、寝屋川市・守口市は勿論、四条畷市、大東市、旭区、鶴見区からも受診されます。 その他...

頻尿・尿漏れに対する排尿管理について

  • 2022.07.28

先日、某メーカーの研究会が国立京都国際会館で行われました。その講演会の中で、膀胱には低活動膀胱(排尿する力が乏しい膀胱)が蓄尿障害を認める患者の30%に含まれると報告されていました。原因は色々報告されています。大事なことは、過活動膀胱が比較的皆さんに周知されていますが、薬を処方する際にはその30%の低活動膀胱の可能性も含め常に残尿の状態を把握していなければいけません。それを怠っているといつの間にか残尿が多い状態となり、感染や腎機能障害の可能性がでてきます。そして症状も改善しません。専門...

過活動膀胱が悪化すると…

  • 2022.07.28

頻尿・尿漏れは、たかがおしっこと侮れません。悪化すれば車や電車に乗ることが億劫になり、旅行は勿論外出をすることが嫌になり生活の質が低下します。また、過活動膀胱が夜間に認める夜間頻尿を発症すれば、高齢の方はトイレに行く時に転倒し、太ももの骨折を併発することがあります。結果、生活の質が低下、時には認知症を発症し寝たきりの原因の1つとして報告されています。頻尿・尿漏れは内服で改善します。ただし、直ぐには効果がでませんので継続と根気が必要です。また、膀胱訓練などの行動療法も頑張りましょう。 ...

接触後の尿道の違和感、尿道口からの膿など認めたときは

  • 2022.07.28

接触後に排尿時痛や尿道の違和感、膿がでたときは雑菌による尿道炎、淋菌性尿道炎、クラミジア性尿道炎、前立腺炎を考えます。淋菌は比較的経過と症状で判断できます。ただし、クラミジアと前立腺炎は症状が似ています。検査をしなければわかりません。お悩みの方は受診してみましょう。 当院は医療ビルの前には4台、徒歩1分のところに提携駐車場があります。(泌尿器科は遠方からも受診される方が多く、寝屋川市・守口市は勿論、四条畷市、大東市、大阪市旭区、鶴見区、城東区からも受診されます。)頻尿・尿漏れ(前...

膀胱訓練について

  • 2022.07.28

3月になり、ようやく暖かくなってきましたが夜になるとまだまだ寒い季節です。この温暖差が膀胱に影響するとも言われており気をつけましょう。今回は、膀胱訓練についてです。過活動膀胱に対して膀胱訓練が大変重要です。 内服だけでは効果がでても中止するとまた元に戻ります。 もとに戻るのを防ぐためには、自分自身の努力も必要です。 それが膀胱訓練です。1回のおしっこの量を300ml前後になるようにためましょう!膀胱におしっこをためると膀胱炎など悪化するのではありません!ほとんどの方が誤解しております。...

膀胱について

  • 2022.07.28

膀胱は、膀胱炎を発症していなくても膀胱壁の血流不全により残尿感や下腹部の違和感を認めます。よって、まずは泌尿器科では尿検査を行い膀胱炎の有無をcheckします。かかりつけ医は、検尿をみずに抗生剤を処方される方がいます。それは要注意です。もちろん改善しませんし、むしろ耐性菌をつくる可能性があります。頻尿=膀胱炎も違います。過活動膀胱や前回説明しました低活動膀胱でも頻尿を認めます。そのような状況を見極めるにはまずは検尿なんですね。そのような事から泌尿器科では検尿を常に行います。頻尿、残尿感...

過活動膀胱と神経因性膀胱(低活動膀胱)の違い

  • 2022.07.28

過活動膀胱はおしっこをためることができない膀胱です。少し尿がたまるとすぐに行きたくなる状態です。一方で、神経因性膀胱(低活動膀胱)はおしっこを出せない状態です。困ったことに症状は同じ頻尿です。これを勘違いし神経因性膀胱に対して過活動膀胱の薬を処方すると膀胱は悪化し残尿が増悪します。 結果、勿論症状は改善せず、むしろ残尿が増えることにより腎機能の増悪や感染の原因になります。泌尿器科に受診することの恥ずかしさから、かかりつけ医に薬をお願いすることが多いですが、実情はかかりつけ医はここまで診...

前立腺肥大症・過活動膀胱・慢性前立腺炎

  • 2022.07.28

急激に寒くなり頻尿や残尿感が増悪しています。添付画像を心がけたり、特に体を温めることはよいことです。具体的には下肢をあたためたり、下腹部にホッカイロなどを張ることは効果があります。是非おすすめなので行ってみてくださいね。 前立腺肥大症について詳しくはこちら 過活動膀胱について詳しくはこちら 慢性前立腺炎について詳しくはこちら やすだ泌尿器科クリニック院長 安田宗生 ...

過活動膀胱以外のおしっこトラブル

  • 2022.07.28

おしっこのトラブルは前立腺肥大症や過活動膀胱だけではありません。症状によって一番気を付けなければいけないのが膀胱がんです。泌尿器科医としてまずは常に前立腺がんや膀胱がんは50歳以上であれば意識して診ております。血尿や頻尿または頻回に膀胱炎になる方はきをつけましょう。それ以外にも上記の患者さんもおられます。排尿でお困りの方はお一人で悩まず、まずは一度受診してみてください。 やすだ泌尿器科クリニック院長 安田宗生 ...