なぜAGAは泌尿器科で診るべきなのか?―薬の起源から副作用管理まで徹底解説
- 2025.10.02
AGAと泌尿器科の関わり
大阪府門真市の【やすだ泌尿器科クリニック】です。院長通信をお読みいただきありがとうございます。院長の安田 宗生です。今回は『AGA(男性型脱毛症)と泌尿器科の関わりついて』について日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医が解説します。
AGA(男性型脱毛症)の治療といえば「美容クリニック」や「皮膚科」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし実は、AGA治療薬のルーツは泌尿器科にあります。さらに、AGA薬で起こりうる副作用や、同年代に多い前立腺疾患との関連を考えると、泌尿器科での診療は合理的で安心できる選択肢なのです。
1.AGA治療薬は泌尿器科発祥の薬
AGA治療薬として有名なフィナステリド(プロペシア®)やデュタステリド(ザガーロ®)。これらはもともと、前立腺肥大症(BPH)の治療薬として開発されたものでした。
臨床試験の過程で「髪の毛が増える」という副作用が見つかり、その後AGA治療薬として応用されるようになったのです。
つまり、AGA治療薬の出発点は泌尿器科領域の薬であり、泌尿器科はAGA治療のルーツを知る診療科だと言えます。
2.男性ホルモンを扱う専門科は泌尿器科
AGAは、男性ホルモンであるテストステロンが5α還元酵素の作用によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることにより進行します。
泌尿器科は、男性ホルモンに関わる疾患を幅広く診ています。
・前立腺肥大症
・前立腺がん
・ED(勃起障害)
・男性更年期障害(LOH症候群)
これらはいずれもホルモンバランスと深く関連しているため、男性ホルモンを総合的に診る視点を持っているのが泌尿器科です。
AGAは「毛髪の問題」であると同時に「男性ホルモンの問題」でもあるため、泌尿器科で診ることに大きな意義があります。
3.副作用管理ができるのも泌尿器科の強み
AGA薬の副作用には、以下のような性機能に関わる症状があります。
・性欲低下(リビドー低下)
・ED(勃起障害)
・射精障害(精液量の減少、逆行性射精など)
泌尿器科はED治療や男性更年期の診療を日常的に行っているため、こうした副作用が出ても適切に対応することができます。
例えば、必要に応じてED治療薬を併用する、検査でホルモン値を確認する、といった専門的な対応が可能です。
4.前立腺疾患との関連を同時にチェックできる
AGAが気になる年代(30〜50代以降)は、前立腺肥大症や前立腺がんのリスクが高まり始める年代でもあります。
泌尿器科なら、AGA診療の際に以下のような前立腺チェックも同時に行うことが可能です。
・PSA検査(前立腺がんのマーカー)
・前立腺のエコー検査
・排尿状態の評価
「毛髪のお悩み」と「前立腺」の両方を診られるのは泌尿器科ならではの特徴です。
5.院長の経歴:AGA専門クリニックでの診療経験
当院の院長は、【やすだ泌尿器科クリニック】開業にあたり、AGA専門クリニックでの勤務経験を通じ、発毛・育毛治療に関する知識と実践経験を習得しました。
泌尿器科でAGAを診るメリットまとめ
・薬の出自:AGA薬は泌尿器科で開発された前立腺治療薬。
・ホルモンの専門性:男性ホルモン・ED・LOHも包括的に扱える。
・副作用管理:EDや性欲低下が起きても対応できる。
・合併症対応:前立腺疾患の検査も同時に可能。
・臨床経験:院長はAGA専門クリニックでの実務経験を持ち、実践的な知識を活かした診療を行える。
AGA治療は「見た目の問題」と思われがちですが、実際には男性ホルモンや前立腺疾患とも深く関わる医学的な問題です。その意味で、泌尿器科でAGAを診ることは医学的にも理にかなった選択と言えます。
さらに、当院では院長がAGA専門クリニックで研修を積んだ経験をもとに、安心かつ実績に基づいた治療をご提供しています。
【AGAはキャッシュレス決済をご利用いただけます】
▶クレジットカード決済
VISA、MASTER、JCB、アメックス、ダイナース
▶QRコード決済
PayPay
早めの治療開始が大切
AGAは進行性のため、時間が経つほど毛根が弱り、発毛が難しくなります。「まだ大丈夫」と思って放置するよりも、気になり始めた段階で受診することが望ましいです。
当院では、患者様の生活習慣や基礎疾患も考慮しつつ、無理のないプランで継続できるAGA治療をご提案いたします。
まとめ
・AGAは遺伝や男性ホルモン、生活習慣が関与する進行性の脱毛症
・医療用医薬品による治療で、進行を抑えたり発毛を促すことができる
・泌尿器科だからこそ、ホルモンや基礎疾患との関連もふまえた治療が可能
・大阪府門真市でAGA・発毛治療をご検討の方は、ぜひ当院へご相談ください。
【やすだ泌尿器科クリニック】
👉門真市・寝屋川市・四條畷市・大東市・守口市・摂津市・大阪市をはじめ多くの患者様にAGAのご相談をいただいております。
〒571-0065
大阪府門真市垣内町12-32 古川橋メディカルプラザ3F
06-6967-8406
・水曜日は夜20:00までの診療
・土曜日は2人の医師による診療で待ち時間が少ない
▶公式ホームページTOPページ
▶男性特有のお悩みはこちら
▶ED専用オンライン診療
▶女性向け泌尿器科をお探しの患者様へ
▶院長通信(男性のお悩み)
▶院長ブログ
▶やすだ泌尿器科クリニック インスタグラム
▶やすだ泌尿器科クリニックYoutube
▶やすだ泌尿器科クリニック 院長通信|note