高血圧とED:降圧薬がもたらす影響と治療のヒント

高血圧とED
大阪府門真市の【やすだ泌尿器科クリニック】です。院長通信をお読みいただきありがとうございます。院長の安田 宗生です。今回は『高血圧とED』について日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医が解説します。
高血圧の治療を始められた方、または治療中の方で、「どうも最近、ED(勃起障害)の症状がある気がする」とお悩みではありませんか?
高血圧はEDの大きな原因の一つですが、その治療に用いられる降圧薬もまた、EDを引き起こす可能性があります。
「血圧の薬を飲んでいるから、EDになっても仕方ない」と諦めてしまう方も少なくありません。しかし、適切な対処をすれば、血圧と勃起機能の両方を良好な状態に保つことは可能です。
今回は、高血圧がEDを招くメカニズムと、降圧薬の影響、そしてどのように治療を進めていけば良いのかについて、泌尿器科専門医の視点から詳しく解説します。
高血圧がEDを引き起こす2つの理由
高血圧は、血管に常に高い圧力がかかることで、全身の血管にダメージを与え、動脈硬化を進行させます。勃起は陰茎の血管が拡張して血流が増えることで起こるため、血管の健康が不可欠です。
高血圧がEDにつながる主な理由は以下の2つです。
①動脈硬化による血流不足
高血圧が続くと、血管の内壁が硬く、狭くなります。陰茎に血液を運ぶ動脈は、全身の血管の中でも特に細いため、動脈硬化の影響を真っ先に受けやすいといわれています。その結果、勃起に必要な十分な血液が陰茎に流れ込まなくなり、EDを引き起こします。

②血管内皮機能の低下
血管内皮は、血管を拡張させる「一酸化窒素(NO)」を分泌する働きを持っています。高血圧によって血管内皮が傷つくと、このNOの分泌が低下し、血管がうまく広がれなくなります。
降圧薬とEDの意外な関係性
高血圧を放置することは、脳卒中や心筋梗塞など、命に関わる病気のリスクを高めるため、薬による治療は非常に重要です。しかし、一部の降圧薬には、勃起機能を低下させる副作用があることが知られています。
特に影響が出やすいとされるのが、以下の2つの系統の薬剤です。
β遮断薬(ベータしゃだんやく): 心臓の働きを穏やかにし、血圧を下げる薬です。しかし、全身の血管を収縮させる作用も持つため、陰茎への血流を妨げ、EDの原因となることがあります。
利尿薬: 体内の水分と塩分を排出して血圧を下げる薬です。この作用により、体内の循環血液量が減り、陰茎の海綿体に血液が十分に行き渡らなくなることがあります。
もちろん、すべての降圧薬がEDを引き起こすわけではありません。ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)やACE阻害薬などは、EDの原因になりにくいとされています。
ED治療の相談は泌尿器科へ
EDは、単なる性機能の問題ではなく、高血圧や血管の健康状態を知らせる大切なサインです。
大阪の【やすだ泌尿器科クリニック】では、EDの原因を特定するため、高血圧の有無や服用中の薬剤、生活習慣などを丁寧に確認します。EDをきっかけに、ご自身の健康状態を見つめ直すことができるのは、泌尿器科で診療を受ける大きなメリットと言えます。
生活習慣の改善とED治療薬の併用が有効
高血圧とEDを同時に改善するためには、血圧を下げるための生活習慣の見直しが不可欠です。
- 適度な運動
- 禁煙・節酒
- 食生活の改善(減塩など)
- 十分な睡眠
これらは血管機能を高め、勃起機能の向上にもつながります。
さらに、これらの生活改善と並行して、ED治療薬を服用することで、速やかに自信と活力を取り戻し、治療へのモチベーションを維持できます。当院では、患者様の体の状態に合わせて、最適なED治療薬をご提案します。
やすだ泌尿器科クリニックでのED治療
EDは非常にデリケートな問題であり、「クリニックに行くのは恥ずかしい」「他の患者さんと顔を合わせたくない」と感じる方も少なくありません。
大阪府門真市の【やすだ泌尿器科クリニック】では、他の患者様に顔を合わせずにED治療薬を処方されたい方のために、初診からオンライン診療でED治療薬が受け取れる体制を整えています。スマートフォン(電話によるオンライン診療)で医師の診察を受け、ご自宅にED治療薬を配送できるため、プライバシーに最大限配慮した形でED治療を始められます。
もちろん、対面での診察をご希望の方も歓迎します。診察室で医師に直接相談し、より詳しい検査を行うことも可能です。既に高血圧治療や糖尿病治療を受けらている方は、お薬手帳をお持ちください。
対面であれば、保険診療の泌尿器科診療と自費診療のED治療を同時に行うことができます。
高血圧と向き合うあなたの新しい選択肢【毎日飲むED治療薬】デイリータダラフィルとは?
高血圧の治療を毎日続けている方の中には、「ED(勃起不全)の悩みも抱えているが、どうしたら良いかわからない」と感じている方が少なくありません。先にも述べた通り、高血圧とEDは、どちらも「血管」の問題が深く関わっており、決して無関係ではないのです。
「ED治療薬は必要な時だけ飲むもの」というイメージが強いかもしれません。しかし、高血圧のような慢性疾患と日々向き合っている方のために、ED治療にも新しい考え方が生まれています。それが、毎日低用量を服用する「デイリータダラフィル療法(低用量タダラフィル療法)」です。
プレッシャーからの解放:ED治療の心理的負担をなくす
従来のED治療薬は、性行為の約1時間前に服用する必要がありました。そのため、「薬を飲むタイミングを計らなければ」「本当に効くのだろうか」といったプレッシャーや不安が、かえって自然な勃起を妨げてしまうという悪循環に陥ることがあります。
デイリータダラフィルは、毎日決まった時間に低用量(2.5mg/5mg)を服用し続けることで、血中濃度を常に一定に保ちます。これにより、飲んだ直後の効果を気にする必要がなくなります。曜日や時間を問わず、あなたが望むタイミングで、自然な性的コミュニケーションが可能になるのです。
これは、パートナーとの関係性においても大きなメリットとなります。計画性に縛られることなく、お互いの気持ちが通じ合ったその瞬間を大切にできる。デイリータダラフィルは、そんな理想的な関係性をサポートします。
血管の健康維持へ:血管内皮機能を改善する可能性
デイリータダラフィルの効果は、単に勃起をサポートするだけではありません。毎日服用を続けることで、「血管内皮機能」を改善する効果が期待されています。
血管の内側を覆う「血管内皮細胞」は、血管のしなやかさや血流の調整に重要な役割を果たしています。高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病は、この血管内皮機能を低下させ、動脈硬化を進行させる大きな原因となります。そして、陰茎の細い動脈で血流が悪化することが、EDの直接的な引き金になるのです。
高血圧治療中の方がデイリータダラフィルを始めるには?
「高血圧の薬を飲んでいるけれど、ED治療薬を併用しても大丈夫?」というご質問を多くいただきます。
最も重要なのは、血圧が安定してコントロールされていることです。現在の血圧の状態を正確に把握した上で、泌尿器科専門医が処方の可否を判断します。自己判断で服用を開始したり、個人輸入で入手したりすることは、重篤な健康被害を招くリスクがあり、絶対に避けるべきです。
特に、一部の降圧剤や狭心症の治療薬(硝酸薬)との併用は禁忌とされています。泌尿器科クリニックで、医師の診察のもと、安全に治療を開始してください。
- 男性泌尿科専門医によるED診療(日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医)
- ED治療の初診・再診費用は不要です
- ED治療薬は1錠からでも処方可能(デイリータダラフィルは除く)
- 取り扱いED薬はすべて国内正規流通品のみ
- 初診からオンライン診療が可能で、再診(2回目)からはLINEでご注文いただけます
- ご指定のご住所へのお届け/郵便局留めもご利用いただけます
- クリニック受け付けでもお渡しができます
- ED治療はキャッシュレス決済が可能です
【やすだ泌尿器科クリニック】
大阪府門真市垣内町12-32 古川橋メディカルプラザ3F
診療時間 9:00~12:00/16:00~19:00(水曜は20時まで)
★土曜日の診察は2人の医師による診療を行っています。
休診日:木曜午後・土曜午後・日曜・祝日
京阪本線「古川橋駅」より徒歩6分
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医療法人隆生会 やすだ泌尿器科クリニック
院長 安田 宗生
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医

