肥満・メタボとEDリスク

  • 2025.10.16

肥満とEDの関係

大阪府門真市の【やすだ泌尿器科クリニック】です。院長通信をお読みいただきありがとうございます。院長の安田 宗生です。今回は『肥満とED』について日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医が解説します。

ED(勃起障害)は加齢だけの問題ではありません。実は 肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満) も、大きなリスク因子です。内臓脂肪が増えると高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病を合併しやすくなり、 血管の老化=動脈硬化を加速させます。

勃起には陰茎海綿体への血流が不可欠ですが、血管の柔軟性が失われると十分に血液が届かず、硬さ不足や途中で萎えるといった症状が現れやすくなります。

内臓脂肪がもたらすホルモン異常

肥満により内臓脂肪が増えると、アディポサイトカインと呼ばれる物質のバランスが崩れ、慢性炎症やインスリン抵抗性を引き起こします。 さらに、男性ホルモン(テストステロン)が低下しやすくなり、性欲の減退や勃起維持の困難さを招きます。

つまり、肥満は「血流」と「ホルモン」の両面からEDを悪化させるのです。

メタボと心血管疾患のリスク

メタボは単に見た目の問題ではなく、心筋梗塞・脳卒中の温床でもあります。 EDが進行している背景には、すでに全身の血管が傷んでいる可能性があるため、「性の問題」と片付けずに早めの受診が重要です。

改善のカギは生活習慣

  • 減量:体重の5〜10%減少でED改善例も報告されています
  • 運動習慣:有酸素運動は血管内皮機能を改善
  • 食生活:塩分・脂質を控え、野菜や魚を多めに摂取
  • 禁煙:タバコは血管収縮と動脈硬化の最大リスク

薬によるサポートと合わせて、生活習慣の改善を並行することでED治療の効果も高まります。

人目を気にせず始められるED治療

「他の患者様と顔を合わせたくない」「薬は自宅で受け取りたい」――そんな方のために、当院では初診から オンライン電話診療 に対応しています。診察後は、ご自宅までED治療薬を配送可能。 プライバシーを守りながら、安心して治療を始められます。

よくある質問

Q1. ED治療の平均費用はいくらですか?

A. 自費診療が基本で、費用は薬の種類・用量・処方数で変わります。 【やすだ泌尿器科クリニック】 ではED治療の初診・再診費用は不要で、ED治療薬も1錠からお求めいただけます。 オンライン診療ではご自宅でED治療薬を受け取れますが、10,000円以下の場合送料800円が別途必要となります。

Q2. ED治療薬は何が一番効くの?

患者様の体質やライフスタイルにより最適な薬は異なります。

  • シルデナフィル:実績豊富、食事の影響を受けやすい
  • バルデナフィル:効果発現が速い
  • タダラフィル:効果が長く、最大36時間持続

「一番効く薬」ではなく、ご自身に合う薬を一緒に選ぶことが大切です。

Q3. EDの治療はどこに行けばいいですか?

まずは泌尿器科がおすすめです。必要に応じて糖尿病や循環器の専門医とも連携し、全身的な治療を行います。

Q4. EDの治療は何科にかかればいいですか?

基本は泌尿器科です。ただし、糖尿病や心臓病など基礎疾患がある場合は、内科や循環器科と併診になることもあります。

まとめ

  • 肥満・メタボは血流障害とホルモン低下を通じてEDを悪化させる
  • 減量・運動・禁煙など生活改善でED改善が期待できる
  • EDは心血管病の警告サインにもなるため、放置せず相談が大切

当院ではオンライン初診・自宅配送に対応し、人目を気にせず治療開始が可能です。

【やすだ泌尿器科クリニック】

👉門真市・寝屋川市・四條畷市・大東市・守口市・摂津市・大阪市をはじめ多くの患者様にEDのご相談をいただいております。

〒571-0065
大阪府門真市垣内町12-32 古川橋メディカルプラザ3F
06-6967-8406

・水曜日は夜20:00までの診療
・土曜日は2人の医師による診療で待ち時間が少ない

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注意事項・免責

本記事は一般的な医療情報の提供を目的としたもので、診断・治療を代替するものではありません。ED治療薬の使用は必ず医師の診察・処方に基づいて行ってください。本治療は自由診療です。料金はすべて税込表示です。